2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日という名の昨日、明日はどっちだ、的な

日付は7月ですけど、8月です。 7月のまとめ。 本は1日1冊どころか、2日1冊ペース。まったりしてて良いんじゃないでしょうか(ポジティブ)。でも読みたかった本は、それなりにこなせています。 アニメは、最初の勢いはどこへやら、というかテレビシリーズは、…

山口雅也「日本殺人事件」

第48回日本推理作家協会賞受賞作らしいです。 カリフォルニア州在住のアメリカ人作家が書いた「The JAPA MURDER CASE」を、山口雅也が翻訳出版します、という覚え書きで始まるこの作品。もちろん、そういう設定で、ということ(なはず)。 舞台は、外国人が持…

久しぶりに長い

卵かけご飯、その後。 そこまで派手なT.K.G.は試してません。コーンとマヨネーズに挑んで惨敗したくらい。あれは、ご飯にマヨネーズがいける人でないと厳しいです、たぶん。でも、それに海苔と醤油を加えたら案外いけるんじゃないかと(コーン巻きの原理)思っ…

竹本健治「匣の中の失楽」

――俺達は密室のなかを生きてきたんだ。 「ドグラ・マグラ」「黒死館殺人事件」「虚無への供物」が探偵小説における三大奇書ですけど、これに「匣の中の失楽」を加えて四大奇書とする見方もあるそうです。 奇書の定義。ドグマグは読んでないですけど、それ以外…

五十嵐大介「はなしっぱなし」

1994〜96年にアフタヌーンで連載されていて、その後単行本化、読みたくても読めない絶版期を経て、2004年に再編されて復刊された短編集。手元にあるのが両方第5版なので(たぶん「海獣の子供」効果だろうと思いますけど)、重版は順調、読めなくなる心配はしば…

世界樹を背に天照が語り天使が舞う

ブログ書いてさっさと寝ようと思ったら、攻殻が始まったのでつい見てしまう。見るのはたぶん3回目。 「ネットは広大だわ」でやっぱり鳥肌が立ってしまう。あとロリ素子が坂本真綾だって始めて知りました。最後、素子が人形遣いに義体を支配されたあとで、素…

森博嗣「ZOKUDAM」

Zシリーズ第2弾。ZOKUの設定だけ使った別ストーリー。地味な悪の組織TAIGONと間の抜けた正義の組織ZOKUDAMが、いやに現実的に戦う?話。 え、どうしてどうして? あんなに頼りない感じだったくせに、いったいどうしたの? 不思議、不思議のミステリィ。五里霧…

魔女がいない日曜日

買い物。 下に書いたとおり、昨日アマゾンで注文した「ZOKUDAM」と「はなしっぱなし」が届きました。速い。ZENはまだ。あと今月号のIKKIも買ってきて、「海獣の子供」3巻用の特製カバーを手に入れました。本体の発売は30日。 今日TSUTAYAで他の本と一緒に、…

今日と昨日の境界が微妙になる

思わず日記を忘れそうになる今日この頃。 今日(27日)の10時までに返さなきゃいけないガオガイガーを見ようと、深夜0時にテレビを付けたら、やってた27時間テレビのさんま×たけしトークが面白すぎて、結局ビデオを見始めたのは2時過ぎ。 途中も〜っと!の29話…

不可しかない

アニメ。 ルパン。9時にテレビ付けたらもう始まってて、適当なところでトイレ行こうと思ってたら、目が離せなくなって困りましたw。最初の30分はルパンにしては近年まれに見る良アクションで、今年は期待できる!と思ったら、その後は10:40まで紙芝居w。ラス…

東野圭吾「名探偵の掟」

ミステリの登場人物達が、楽屋裏トークを繰り広げながらストーリーが進む短編集。ミステリ界の“お約束”を「やってらんねえよ」なスタンスでこなしていく、天下一探偵と大河原警部の掛け合いが面白いです。 「読者は“密室”に飽きているはずである」というのが…

俺のこの手は真っ赤に燃えないけど

「マニュアル操縦によるファイナルフュージョンの成功率・・・31.2%!?危険すぎます!!」 「うーむ・・・」 「長官、こちらで合体をサポートすれば成功率は約60%になります」 「1人10%ずつ、勇気で補えば100%だ!!」 「そう、迷うことなど無いはず!!」 「よかろう…

遠くから見たら黒いダイヤと見分けが付かない

背後でカサカサする黒い影におびえながら居間でバトレボです。 ポケモン。 ボスゴドラを適当に妥協して、特殊ルカリオに取りかかろうかと思案中。今の格闘パはただ殴るだけの奴が多くて、もうちょっと面白い戦い方をしてみたいなあと思ったので。 ランダムバ…

浦賀和宏「記憶の果て」

第5回メフィスト賞受賞作。 森博嗣が「唯一自分が好きで買っている小説家」とか言っていたような(MLAを検索してもヒットしないので、勘違いかも)。 「冷たい校舎」に引き続き、作者の内面を心配したくなるような暗い話題と、感情の描写。主人公のモノローグ…

電車と祭りの破壊光線

昨日は、朝10時頃胸のつかえを取りに電車で出かけて、夕方6時頃帰ってきたその足で隣町の祭に合流し、その後カラオケを朝5時まで。しかもその後帰りの電車が無くて1駅分(約1時間)歩くという、妙にハードな1日でした。 今日はその反動で動けず爆睡、起きたら…

不運が2度続く。3度目はあるか否か

トミー・リー・ジョーンズが映画に出てるのを見ると、なんか違和感を覚えてしまう、今日この頃。ちょっと不運が続いてるため、気分をリセットするために今日は早寝(当社比)の予定。明日は朝一で少し遠くへ出かけて、胸のつかえを取ってきます。 ポニョ。CMと特…

オープニングとかエンディングとか

アニメ。 テレビシリーズのDVDとかで、飛ばせばいいのに毎回見てしまうOPEDってあります。まあ、絵コンテ演出のクレジットが最後に表示されるEDなんかは、いやがおうにもに毎回見なきゃならんのですけど。 曲が好きなときもあるし、映像が好きで見てるときも…

吸引力が違います

アニメ。 今日もいくつかリアルタイム。 バーディ。青いオカマ好きだったのに・・・。動きを見せようという赤根コンテは良いんですけど、作画が付いていかない印象。自分の期待が高すぎるのも悪いんですけど。でも終盤、バトル始まってからは良かった。敵のドロ…

辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」

31回のメフィスト賞受賞作。辻村深月の辻は綾辻行人の辻。深月は「霧越邸」に登場する“深月”から貰ったそうな。 出だしはホラー、最後はミステリで終わる、青春小説。今は夏だけど、雪の冷たさが痛いほど感じられました。登場人物一人ひとりの考え方とか心の…

勇者皆勤賞の人

アニメ。 京極夏彦「魍魎の匣」がアニメ化するらしい(公式発表)。西田亜沙子さんのblogで知りました。制作はマッドハウス、キャラ原案をCLAMP、監督は中村亮介(マッドの人らしい)、んでキャラデを西田亜沙子さんが担当されるとか。姉さん曰く「かわいく「モ…

今日から君はポストだ

アニメ。 薬師寺凉子の怪奇事件簿を見たんですが、割と面白い。 2話のコンテがエウレカの京田知己さんで、やっぱり上手かった。鑑識がカメラを切るシャッター音での画面の切り替えとか、すげーなあと思いました。あと2話では、下手に画面をブラさずに、引い…

森博嗣・土屋賢二「人間は考えるFになる」

哲学科教授の土屋賢二と、工学科助教授森博嗣の対談。巻末には2人が書いた短編小説も載っています。ミステリじゃないので、感想書くのにネタバレの心配しなくて楽です。 基本的に、森博嗣が語って、土屋さんが合いの手を入れるか茶化す、と言う形で対談が進…

薄めの夏

ポケモン。 孵化作業してるんですが、2回も親を間違え悲惨なことに。出るはずもないVを期待しながらズイの風となってました。手元にWiiが無くて孵化した子たちを牧場に預けることが出来ないので、ボックスもそろそろ限界。この孵化が終わったら、ポケトレに…

解体書院

本の話。 今日読んだ「黒い仏」はブクオフで買ったんですが、それに挟まっていた講談社ノベルス20周年の宣伝の紙にある、メフィスト賞作家の宣伝文句がなかなか面白かったので、まとめてみました。 書いてるうちに結構量があることに気が付いて、やっぱりや…

殊能将之「黒い仏」

出版順序としては「美濃牛」が先なんですが、手元にないので「黒い仏」を先に読みました。ちなみに殊能さんのデビュー作「ハサミ男」は読んでいます。 トンデモミステリという前評判は聞いていたので、ああ、そういうことか、という感じです。「ハサミ男」程…

黄色の空

今日は殊能将之の「樒/榁」を読んだんですが、たぶん、読む順番を間違えました。探偵が2人登場するんですが、おそらく前作に登場する2人だったんでしょう、前作を読んでいないので何やらよくわかりませんでした。「美濃牛」「黒い仏」を読んでからの方が、も…

円らなる波

帰省して、今実家におります。 昨日はブログ書いた後、目が冴えてしまって寝れず。そのまま一睡もせずに荷物をまとめて、宿舎を出ました。日差しがまぶしい。そういえば、昼間に外に出るのは久しぶりかもしれないw。今シーズン初めて夏を感じました。 図書館…

愚者のバターロール

金曜は見るアニメ特になし。ポケトレは今日も成果無し。特筆すべきこともなし。あるとすれば、今日、この夏初めて蝉が鳴いてるのに気づいたことくらい。意識しないと気付かんもんですね。 ネタに詰まったら音楽だ!と思ったんですが、どの曲にするかで結局悩…

森博嗣「カクレカラクリ」

2006年の秋にコカコーラ120周年を記念して放送されたドラマ「カクレカラクリ」の原作。森博嗣はドラマ原作ということで、台詞多めで書いたらしいです。 ドラマの方は、栗山千明が可愛かったことくらいしか覚えてないw。結構脚色されていて、キャラとか台詞の…

どれみとアニメをやめたアニメ

ブックフェア、その足で帰省するとなると荷物が面倒なことになるし、いったん宿舎に戻ってとか面倒なので、今回は断念。一般参加のメリットは、本コミック類が定価の1割引で買えることと、各種トークショー(自分の場合は森博嗣のそれ)なんですが、まあ、いい…