解体書院

本の話。
今日読んだ「黒い仏」はブクオフで買ったんですが、それに挟まっていた講談社ノベルス20周年の宣伝の紙にある、メフィスト賞作家の宣伝文句がなかなか面白かったので、まとめてみました。
書いてるうちに結構量があることに気が付いて、やっぱりやめようかとも思いましたが、敢行。疲れた割に大した情報でもないんですよね。

森博嗣・・・怜悧かつ華麗な論理。密室マイスター!
清涼院流水・・・その衝撃は不滅!“流水大説”の世界。
蘇部健一・・・あの『六枚のとんかつ』でデビューした才能!
乾くるみ・・・めくるめく世界の隅々にまで“本格”が宿る。
浦賀和宏・・・壮絶な、そして繊細な才気溢れる新ミステリ。
積木鏡介・・・もっとも大量の血を撒き散らす異形の本格!!
新堂冬樹・・・真の闇を知る男。リアル・ルノワールの旗手。
浅暮三文・・・エンターテインメントの最前線を挑発する!
高田崇史・・・『QED』シリーズで、ミステリ界に屹立。
中島望・・・熱く切ない「極真」スピリットが漲る!
高里椎奈・・・熱い支持を受けるミステリ・ファンタジスタ
霧舎巧・・・「新本格」フェロモン100パーセント!
殊能将之・・・いまもっとも目が離せない名探偵が大活躍!?
古処誠二・・・熱い人間ドラマと端正な本格ミステリの競演。
氷川透・・・「ロジック」に対する妥協なきこだわり。
黒田研二・・・本格の申し子。トリックの魔術師。
古泉迦十・・・各社ミステリーベスト10を総なめの超才。
石崎幸二・・・女子高生二人組とのコンビもますます好調!
舞城王太郎・・・最前線を圧倒的文圧で駆け抜ける風雲児!
秋月涼介・・・端正な文章で紡ぐ境界線(ボーダー)ミステリ。
佐藤友哉・・・「戦慄の二十歳」は、やはり天才だった。
津村巧・・・新世紀SFを切り拓く。
西尾維新・・・空前絶後のキャラクター力を誇る最年少作家!
北山猛邦・・・終末を照らし出す本格ミステリの閃光。

受賞作を知ってると、このリストはかなり面白いものになるんですが。
明らかに言葉に詰まってるなあ、ってのが見て取れるコピーがちらほら。メフィスト賞といえど、割にインパクトに欠ける人もいますよね。逆に流水、舞城、維新なんかは決まり文句があるし、森や新堂みたいに売れてる人はコピーを書きやすいだろうと思います。


アニメ。
ソウルイーター。キッドのマント格好いい。コンテが五十嵐っぽい、というかパティのギャグ顔が時々おジャ魔女っぽいと思っていたら、やっぱりコンテは(共同だけど)五十嵐卓哉。作画も今回かなり良かった。原画に中村豊。担当パートは、ラグナロクの変形は言うまでもないんだけど、マストが丸く破れるカットもそれっぽいので、そこから全部ゆたぽんかなあ。ラストの罪の構え前後は違う人かも。次回も期待できるアクション回。
夏目友人帳。ちょびっとだけ見ました。終盤のアクションが良かった。先週と同じく良い話。それとEDの評判がやたらいいです。