ハートキャッチ

ハートキャッチ#1

脚本:栗山緑、演出:長峯達也、作監馬越嘉彦
まるでおジャ魔女のようなクレジット。おジャ魔女ファンとして、あまりこれを見ながらおジャ魔女おジャ魔女言うのはやめようと思っていたんだけども、もう4回も言ってるし無駄に足掻くのはやめます。
つぼみとえりかの2人の出会いを描く1話。フォーカスを2人だけに当てていればいい中で、トイレでの3人称視点は結構浮いてましたね。あの子は誰だろう、深い意味があるのかな、なんて勘ぐってしまいますけど、どうなんだろう。演出といえば、アバンのやりとりが消化試合過ぎたのも気になりました。そういう意味では諸手を挙げて賞賛出来る内容では無かったのだけど、それ以外での補正が大きすぎるので、結果としては大満足でした。
つぼみのめちゃモテタイムのSEがおジャ魔女(しらんがな)。そしてバンクはよりおジャ魔女でした。ここは誰だろう。名乗りの部分だけ見て馬越さん!というのは早計過ぎるだろうし。そこ以外は、言うほどおジャ魔女してなかったので一安心(笑)。一番の違いは背景=世界観の作り込み。どっちが優れている、と言うわけではないですが、どれみの方が小さい女の子向けのよりファンタジーな世界観でした。この「完全におジャ魔女だ」「いいや全然違う!」というやり取りは、ソラヲトの「けいおんだ」「違う!」のそれと似てます。どっちでもいいですけども。
原画はプリキュア作監陣、西位馬場中村の馬越軍団に加えいとうまりこ石野聡、佐藤雅将、薗部あい子、志田直俊、などなど。このアホみたいな人数はたぶんOP分のせいです。そしてニチアサでの作画監督馬越嘉彦にここまで感動出来るものなのか、と我ながら驚いたりもしました。