古いアニメ雑誌、宝の山

現視研のボックスの大掃除をやった関係で(自分は参加してないですが。頑張ってくれた方々、どうもすいませんでした)、古い雑誌が大量に出土していました。自分みたいな、古いアニメに興味のある人にとってはまさに宝の山。で、昨日はその宝の山を目の前に、柄にもなくはしゃいでしまいました。
見つけた中で一番古かったのは、1983年のアニメージュ。特集がクリーミーマミとか初代マクロスとかなの。そんなアニメがまだ現役だった時代。すげーなあ。眺めてるだけでも悦に浸れる。
好きなだけ持って帰って良いよとは言われたものの、段ボール4箱分もあって、チェックするだけで一苦労。とりあえず30分くらい上の方を漁って、1998年の4、5月号と2000年2月号を引き取ってきました。98年4月号は近藤喜文さんの追悼特集が20ページにわたって組まれている号。アニメージュ編集部が本気出してるのがヒシヒシと伝わってくる。
5月号はアニメタが漫画描いた冊子がオマケの号。今まで画像でしか見たことがなかった、馬越のおジャ魔女漫画の現品が手に入ったことが何より嬉しい。00年のの2月号は平松さんが描いてるマミミの表紙に惹かれたのもあるけど、“新時代を担うクリエイター”特集とか、アニメ様による構成の90年代のアニメ総括なんかがあったので。
昔の雑誌って、今のよりも、圧倒的にテキストの量が多いんです。それも若干クリエイター寄りの。レビュー班でもそんな話をしたけど、やっぱり、そういう時代を流れを感じます。あと広告も多い。なんでだろ。
それから面白かったのが、キャラクタの人気投票が今より健全(笑)。ちゃんと上位を女の子が固めてる。いや、これをちゃんと、と言って良いのか分からないけど。今のキャラ投票は完全に腐女子層が支配してるからなあ。
あの雑誌の山は、資料としてもかなり貴重なものだと思うので、なんとかタダで捨ててしまうようなことは避けたいのだけど。自分が全部引き取ってもいいのですけどねえ。