キャシャーン補完

今週のソウル、作画速報によると「エフェクトなどの特徴から、鈴木典光のノンクレ参加が予想される」らしい。そんなの分かるか!でも気になるのであとで見返してみます。
キャシャーン#19。リューズが滅びに怯える回。今回もまたリューズ主観が多めで、前回の“電波ポエム”と地続きなイメージ。今までもそうだったけど、表に出てこない感情のやりとりがかなり多い。自分みたいにしぶとく見続けているような人は付いていけるだろうけど、初見の人は多分意味分からんか、少なくとも戸惑うと思う。
作画は原画に松本憲生和田高明中嶋敦子と豪華なんだけど、今ひとつ煮え切らない感じ。憲生はAパートでいつものアクションといつもの煙。演出コンテが本編初参加の中山奈緒美で、山内っぽいとこもちらほら。作監は奥田佳子、レイアウト作監が3人に、補佐1人と馬越総作監も。
今になってやっと気が付いたのだけども、キャシャーンの世界観ってつまり、全世界がホスピスサナトリウム状態になっている、って捉えると分かり易いのかもしれない。全人類が、生きる希望を失った末期患者。その世界を不治の病に陥れたウィルスがキャシャーンで、唯一のワクチンがルナ。普通のドラマだとクライマックスで扱われるべきイベントが、日常的にそこら中で起こっていて、その一つ一つに触れながら旅をするのがこのキャシャーン、という。暗くなるのはしょうがない気がする。